音楽ユニット「うたたねりんご」のメンバーブログです。


by utataneringo

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再構築

こんばんわ、飛鳥硝子です。

来春のM3にむけて、うたたねの新作を作っています。

今回の作品、僕個人としては「再構築」というテーマを持たせています。


秋に発表した「置き去りのトロイメライ」は、「無機物感情論」までのうたたねの音楽をベースに、さらに「自分たちらしさ」を色濃く出そうという想いで作りました。

結果として、僕個人としては、大満足の一枚になりました。朱色さんと僕だからこそ出来る音楽を、トコトンまで追求して、それを形に出来た作品だという自負があります。特に「solitary brown」は、うたたねだからこそ出来る音楽の一つのゴールだと思っています。


だからこそ、次に作る作品は、その延長線上には作りたくなかったのです。同じ路線の曲を作っても、それはただの焼き直しにしかならないと思ったからです。

秋の作品を作り終えた後の約1ヶ月間、次の作品は何を作るべきなのか、どうやって作るべきなのか、考えに考えを重ねた結果が「再構築」だったのです。


今まで僕が聴き、作り、愛してきた音楽。
その中から絞り出した「うたたねだから作れる音楽」はひとつの答えに行き着いた。

次にやるべきことは、それを壊すことだ。


僕は、そもそも音楽というものは、エネルギーの塊のようなものだと思っています。それは、人が発し、人が受け取りさえすれば、どんな形でもいいと思うのです。決まった形に型押する必要なんかない。


だから、一度自分の中にある「音楽」を粉々の「粒」にしました。
そしてその「粒」を、もう一度組み立て直しました。最低限、人が受け取ることが出来るように。


まだ、組み立てなおした僕の新しい「音楽」は不安定です。グラグラしています。フワフワしています。でも、ガチガチに固まってしまっていた僕の旧い「音楽」とは明らかに別の色を持っています。

その新たな色を使って、今まで描けなかった絵を描いていきたい。

そんな思いを込めて、新作を作っています。
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by utataneringo | 2013-12-16 00:13 | 飛鳥硝子の日記

裏話的な

こんばんわ、飛鳥硝子です。
肉を食って酒を飲んで気分がいい感じなので、ちょっとしたうたたねの制作裏話なぞを書いてみようかなと思います。

うたたねの歴史は手探りかつ試行錯誤の歴史です笑
遠距離ユニットということもあり、円滑にいい作品を作るためにはとにかく色んな面でプロセスの改善、工夫が必要でした。

それらの中で、今回はCD制作という面にフォーカスして振り返ってみます。


結成時のうたたねは、明確なコンセプトもなく、お互いの個性もそんなに分かってない状態で、ざっくりとロックをやろう、ということだけ決まっていた状態でした。しかも住む場所が遠く、会うことも出来ないため意思疎通が難しく、当面はチャットで制作を進めるしかありませんでした。

そんな中作った「インソムニア」「Good-bye, me」は、基本的に僕がイニシアチブを取って作った作品です。僕がCDの構成を考えながら「こんな曲がほしいな」と思った曲を曲先で作り、それに朱色さんが歌詞をつけるという順番でした。テーマとかコンセプトとかは特にない状態で作っていました。

その次の「イフイッカ」はタイトル曲を朱色さんが作詞作曲、「ファントムペイン」はタイトル曲のタイトルを先に朱色さんが考えて、それをベースに僕が曲を作るという順番で作りました。少しやり方を変えてみることで何か新しい発見がないかなと思ったからです。タイトル曲以外はそれまでと同じで、僕が欲しいなと思う曲を先に作っちゃうやり方で作りました。


その次の「明日の君の話をしよう」では、CD全体のテーマを先に決めた方がいいのでは、と思い、「病院」というコンセプトのみ決めて制作を進めました。白い階段とジェットライオットはタイトル先で作ったりと、色々と試してみた感じです。

「錆びた六弦で踊れ」はアコースティック作品ということで、あまり何も考えずにやりたい曲を並べた感じですね。


「無機物感情論」では、作り方を大きく変えました。この作品では、すべての曲のタイトルと歌詞のタネみたいなキーワードを先に朱色さんに作ってもらい、それをベースに僕が曲を作りました。やはり、曲ごとのテーマを先に決めていた方がより表現を明確に出来るのでは、と考えたためです。この作り方はなかなかスムーズで、かなりいい感じに制作が進められたと思います。


1年空けての「置き去りのトロイメライ」では、CD全体のテーマ、モチーフをざっくりと二人で決めたあとは、僕が曲先でガーッと作った感じです。作り方的には「インソムニア」とかに近い感じでした。理由は、勝手に僕が作りたい曲を作っちゃったからなのですが笑


こんな感じでうたたねは4年間CD制作を続けてきました。もうCDも8枚、楽曲も50曲近くになります。遠距離ユニットで、二人だけで、これだけの楽曲を作ってこれた背景にはこんな感じの試行錯誤がありました。

背景を踏まえた上で、改めて聴いてみると、また違った楽しみ方があるかもしれませんので是非w


さて、今は来年の春に向けて制作を進めています。

今回はこれまでと比べて、目指す作品の姿を大きく見直し、制作の進め方もガラッと変えて、更にうたたねを進化させようと試みています。

果たしてうまくいくのかはわかりませんが、頑張って新しい部分を切り開くチャレンジをしたいと思います!

一層頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!
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by utataneringo | 2013-12-08 01:56 | 飛鳥硝子の日記