音楽ユニット「うたたねりんご」のメンバーブログです。


by utataneringo

再構築

こんばんわ、飛鳥硝子です。

来春のM3にむけて、うたたねの新作を作っています。

今回の作品、僕個人としては「再構築」というテーマを持たせています。


秋に発表した「置き去りのトロイメライ」は、「無機物感情論」までのうたたねの音楽をベースに、さらに「自分たちらしさ」を色濃く出そうという想いで作りました。

結果として、僕個人としては、大満足の一枚になりました。朱色さんと僕だからこそ出来る音楽を、トコトンまで追求して、それを形に出来た作品だという自負があります。特に「solitary brown」は、うたたねだからこそ出来る音楽の一つのゴールだと思っています。


だからこそ、次に作る作品は、その延長線上には作りたくなかったのです。同じ路線の曲を作っても、それはただの焼き直しにしかならないと思ったからです。

秋の作品を作り終えた後の約1ヶ月間、次の作品は何を作るべきなのか、どうやって作るべきなのか、考えに考えを重ねた結果が「再構築」だったのです。


今まで僕が聴き、作り、愛してきた音楽。
その中から絞り出した「うたたねだから作れる音楽」はひとつの答えに行き着いた。

次にやるべきことは、それを壊すことだ。


僕は、そもそも音楽というものは、エネルギーの塊のようなものだと思っています。それは、人が発し、人が受け取りさえすれば、どんな形でもいいと思うのです。決まった形に型押する必要なんかない。


だから、一度自分の中にある「音楽」を粉々の「粒」にしました。
そしてその「粒」を、もう一度組み立て直しました。最低限、人が受け取ることが出来るように。


まだ、組み立てなおした僕の新しい「音楽」は不安定です。グラグラしています。フワフワしています。でも、ガチガチに固まってしまっていた僕の旧い「音楽」とは明らかに別の色を持っています。

その新たな色を使って、今まで描けなかった絵を描いていきたい。

そんな思いを込めて、新作を作っています。
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by utataneringo | 2013-12-16 00:13 | 飛鳥硝子の日記